後見申立。診断書の迷宮…医療券に代わる「検診命令」とは。

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後見申立。診断書の迷宮…医療券に代わる「検診命令」とは。

司法書士うみのブログ

2021/11/10 後見申立。診断書の迷宮…医療券に代わる「検診命令」とは。

 

こんにちは。

司法書士海埜です。

 

先日、申立を出した成年後見の診断書は、「精神科の先生に書いてもらえ」という書記官の指示で、とりあえず精神科を受診した次第です。

ご本人は生活保護を受けているので、医療券を発行してもらおうと思いまして、市役所に電話しました。

ところが診断書目的で受診する場合は、医療券は発行できないと言います。医療券は、通常生活保護を受けてない人であれば保険証を使って受診するのと同じような場合に限って発行できるのであって、診断書など保険適用外の目的については出ないのですね。

つまり投薬などの「治療」について医療券は出ますが、診断書に対しては出ないということです。

 

 

それでは医療券が出ないとして、どうすればいいか。代替の方法があるかというと、あります。

市から当該病院にたいして、「検診命令」を出してもらうというものです。

検診命令が市から病院に届きますと、

病院は市の負担で診療を行います。

御本人の負担なく診断書を取ることができるというわけです。

検診命令を出してもらう方法ですが、今回は私(後見人候補者)から、生活福祉課の担当者に事情を説明して検診命令を出してくれるようにお願いしました。

 

 

 

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