成年後見。リーガルサポートとは。

こんにちは
司法書士海埜です。
成年後見関係の内容です。
あるお仕事で、社会福祉協議会から保佐類型のご連絡を頂き、進めることになりました。
（正確には、リーガルサポートの所属支部のリーダーから資料を頂き、社会福祉協議会ご担当者と連絡を取り合うかたちです。）

今回は市町村申立で、裁判所への申立は、市町村長から行われます。
なので司法書士からは申立はしないケースになりますが、まずは御本人を交えて面談をさせて頂きます。
もともとご兄弟で自宅にお住まいだったところ、加齢が進むに従ってお二人共、病気怪我が重なり自立が難しくなっているそうです。
お住まいも、御本人の持ち分とご親族の持ち分があり、そのあたりの親族関係もよくわからないということで、色々と不測のことが出来する可能性もあります。

ところで「リーガルサポート」というのはなんの団体なのかというと、成年後見制度のために司法書士が集まって作った公益社団法人です。リーガルサポートからの監督とか報告事項が多いためか、あまり受任しない方針の先輩司法書士もいらっしゃるそうですが…それだけしっかりした団体として活動実績があります。
リーガルサポートを作ったことで、結果として司法書士は法務省からの信頼を得て、成年後見分野で職域を拡大してきた経緯があって、この点は弁護士や行政書士等とは一線を画するところです。
そういった積重ねを裏切らない仕事をしようと思う次第です。