家族信託。司法書士の報酬

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家族信託。司法書士の報酬

司法書士うみのブログ

2018/10/26 家族信託。司法書士の報酬

 

こんにちは。
司法書士海埜です。

 

家族信託に、どれくらいの費用がかかるのかよくお問い合わせを頂くので、もう一度整理したいと思います。
大きく分けると①専門家に支払う報酬、それと②実費があり、まずは報酬について。

 

まず、コンサルティングにかかるフィーがありますよね。こちらの事務所では一律に¥350,000(税抜き)としています。他の専門家の事務所では、財産価格によって上げていくシステムを採用しているところが多いようです。例えば最低ラインを¥300,000として、信託財産価格が¥○○上がるごとに○○%の追加が発生するというものです。この料金の決め方については、今のところ全国で統一的な基準はありません。だから、フィーを¥100万円とする先生もいれば、お手頃価格に設定する先生もいます。

 

ただ「¥100万円て高い」「あっちのほうが安い」と単純に比較できないのも事実です。¥100万円の先生は、家族信託組成後のアドバイスまで何年後でも、いつでも、継続的に対応してくれるのかもしれないし、¥30万円の先生は家族信託組成までを手伝うだけで、あとの面倒は一切見てくれないのかもしれないですよね。

あと、このフィーのなかに登記申請の報酬が含まれているかどうかも、事務所ごとに違うと思います。登記申請の報酬とは何かというと、信託財産に不動産がある場合は、公正証書作成後に登記も必要になるのですが、その登記の分の報酬ということです。

 

 

いいとか悪いとかではなくて、個々の事務所のスタンスの違いです。要するにサービス内容に違いがあるということです。
どこまでのことをやってほしいのかをよく考えて、各専門家がどこまでのことをやってくれるのか質問してから、検討してみると良いと思います。

 

 

ちなみに私の事務所では、家族信託の組成に対して¥350,000としています(登記報酬は含まれていません)。これは、家族信託とよく比較される成年後見において1年間でかかる費用と同レベルか、少し安いくらいを目安にしているからです。家族信託がより利用しやすくなるためには、合理的な価格でなければという考え方です。

 

次回は②実費について説明します。

 

 

 

 

 

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