第一項に「1」を書かないワケは?

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第一項に「1」を書かないワケは?

2021/06/14 第一項に「1」を書かないワケは?

こんにちは
司法書士海埜です。
子供達の外履きを洗うのをずっとダンナさん任せにしていて、そしたら洗い方がまったくわかりません…。今日は私やらないとですが…。いつも洗ってくれてありがとうございます(直接言え)。

 

このあいだ、契約書についてご質問があって、
今までも何人かの人から聞かれたことなので書いてみたいと思います。
それはなにかというと、「なぜ、条文の1項目には1と書かないのですか?」ということです。
どういうことかといいますと

この写真のように
第○○条とあって、その下に文章が続き、次の段落は第2項から始まってますよね。
そうすると、第2項の前は第1項だったのかい??

「1」と書いてないけど、第1項なのかい??

じゃあ「1」と書いてくれればよくないかい??
ということなのです。
この写真の例は六法全書の一般法人法から抜き出して撮影したものですが、私人の契約書でもこの書き方に習うことが多い気がします。理由はわかりません。
もちろんこの書き方が絶対というわけではなく、契約書であれば関係者がわかりやすいように「1」と記載して構わないし、現に「1」と書いてある書面もよく見かけます。

もう20年前のことで忘れかけていますが、法学部で学び始めた頃はこの独特の書き方が確かに読みにくかった記憶はあります。
それでも法学部にいるとなんとなく染まるというか、受け入れて、なんの疑問も持たずに「1」を書かない方法で私は書類を作るようになりました。
今後は変えていくのもアリですね。

 

 

 

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