トラブル事例。従業員の横領と登記。

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トラブル事例。従業員の横領と登記。

司法書士うみのブログ

2019/01/14 トラブル事例。従業員の横領と登記。

こんにちは。
司法書士海埜です。

役員の退任登記を承り、現在準備中の案件があります。
手続き的にはシンプルで、議事録を用意して「解任」を原因とし、登記申請することになろうかと思います。この役員は、印鑑の届出を行っている代表者でもないので、用意する書類もそれほど複雑なものではありません。

 

解任に至るまでの事情というのは、各会社さんによって様々ありますが、今回はかなり揉めておりました。
発端としては、当該役員による、従業員へのパワハラが明るみに出たことから始まります。

そこから、その役員の方によって、会社の売上が横領されていたことが明らかになり、おまけに役員は、会社の近所で独立してしまったというのです。そのことで会社はダメージを受けたため、自己資金での増資も行う必要が出てきました。
この元役員とは、現在裁判中だそうですが、社長の心労は如何ばかりかとお察し致します。

 

 

横領、背任や、それに近い事案はよく耳にします。

ある飲食店経営者によると、レジから現金の抜きだしはよくあること。

ある従業員は、飲料を余分に発注して、店で使わないぶんを自宅に持ち帰り、飲んでいたといいます(事情を問わず即解雇としているそうです)。

 

 

こういったケースのご相談は、労使トラブルのプロである社会保険労務士が窓口になる場合が多いようですが、これは主に雇用主が「使用者寄り」のスタンスを取る社会保険労務士に相談することが多いでしょう。

労使ともにきちんとした法的手段を取る場合は、やはり弁護士が頼りになるでしょう。

 

 

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