本人訴訟支援
本人訴訟支援
本人訴訟支援では、次のようなことを司法書士が行います。
①依頼者からの聴き取りと主張内容の整理
②手続の説明
④裁判所に提出する書類の作成(「訴状」「答弁書」「準備書面」その他、証拠説明書、各種申立書、陳述書、上申書、意見書など)
⑤裁判所に提出する証拠書類や添付書類の整理
⑥書類提出代行
⑦裁判期日の同行と傍聴
司法書士は、裁判書類の作成の面からサポート致しますので、比較的安価に司法サービスを利用することができます。
誤解されている方が多いのですが、実際の民事裁判では、当事者(代理人)が裁判所で自分の主張内容を演説したり、
当事者(代理人)同士で討論するものではありません。
主張したいことは書面で事前に提出しなければならず、相手の主張も、同じように書面で送られてきます。
法廷で原告、被告が行うことは、「事前に(書面で提出したとおりに)陳述します」と口頭で言うだけです。これで全て主張したことになります。
全体の手続きを通してほぼ書面のやり取りで行うため、「裁判官の前で上手くしゃべる」ということは重要ではありません。
それよりはむしろ「うまく書類を作成する」ことが結果を左右するのです。これは弁護士が代理人になった場合でも同じです。
従ってご本人が訴訟を展開する場合でも同様に、家でじっくり書面の内容を練ることに力を注ぐべきなのです。
これも誤解が多い点ですが、「裁判になると多くの時間を取られる」と考えて訴訟を躊躇する方がいます。
しかし裁判期日が開かれるのは、1か月~2か月に1回程度で、1回の期日は10分、長くても30分といったところです。
これは、上記でも述べたように、裁判においてはほとんどの主張、立証が書面で行われるためです。期日と期日の間に、主張内容を書面にまとめて提出し、それに対する相手の反論が来たらまた再反論の書面を提出する、というやりとりが行われます。
もちろん証拠の探索や書類作成には十分な時間を取るべきですが、一般に「時間を取られる」というのは、主に「訴訟の相手方に対する自分自身の感情に振り回されて疲れてしまう」といった面を指しているように思います。
裁判は、きちんとした書類さえ作成できれば難しくありません。
しかし、「きちんとした書類」の作成には専門的な知識が必要になります。
司法書士は、裁判書類作成を通じて司法サービスをもっと手軽に利用していただくために存在する専門家です。調布あるいは調布周辺で訴訟にお悩みの方は、弊事務所までお気軽にお問い合わせください。
「訴訟には多額の費用がかかる」のはその通りです。
特に弁護士費用は、数十万円から百万円といったレベルでかかってきます。
事案の概要や、関わってくる当事者の属性によっては、弁護士に依頼することが最善である場合もありますが、「できるだけリーズナブルに裁判など法的サービスを利用したい」というのが多くの方の本音だと思います。調布にある弊事務所では、そのようなニーズにお応えし、専門知識をもってお客様の法的権利保護をバックアップ致します。
もし、1000万円を請求する訴えが提起され、双方を弁護士が代理し、和解で400万円に決着した場合、旧弁護士会報酬規程で弁護士報酬を計算すると、次のようになります。
まず着手金ですが、訴額1000万円のうち300万円までについては8%(24万円)、残り700万円について5%(35万円)で、これを足して59万円です。
次に成功報酬は、原告は400万円回収できたので、このうち300万円までについて16%(48万円)、残り100万円について10%(10万円)で、合計58万円です。ただしこれはあくまで原則であって、難度により加算されることがあります。
結局原告の弁護士費用は最低でも117万円となります。
これくらいの金額は痛くも痒くもないという方であれば全く問題ないわけですが、経済状況は人それぞれです。裁判費用の出費が家計のやり繰りにダメージを与えるのでは、元も子もありません。
従って弊事務所では、利用しやすい合理的な価格を設定しております。
上記の例を弊事務所の基準に置き換えて計算してみましょう。
仮に5通の裁判書類を作成したとします。
20万円(着手金)+1.5万円×5通(書類作成報酬)=27万5000円と消費税になります。
(※経済的利益に対する成功報酬はいただきません。)
調布周辺でお困りの方はお気軽にお問い合わせください。