「姥捨て」と家族を責める施設関係者。

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「姥捨て」と家族を責める施設関係者。

司法書士うみのブログ

2021/11/22 「姥捨て」と家族を責める施設関係者。

こんにちは

司法書士海埜です。

 

先日、成年後見申立中のご本人のいる施設(知的障害者向け作業所)へ、申立人と一緒にお伺いしました。ご本人の病院に付添い、その帰りに寄らせて頂きました。

 

私がご本人の居室へ行っているときに、通路のほうで施設の方が非常に強い口調で、申立人を叱責している様子だったので、何事かと思い通路に出ました。施設関係者2名が申立人を挟むようにして、言いつのっているところでした。

内容的には

「少なくとも月一回程度は家族がご本人の様子を見にくるべきだ」

「現状では、姥捨て状態であり、ご本人が可哀想だ」ということのようです。

申立人は、現在いわゆる老老介護状態であり、施設への月一回の訪問は困難である旨をなんとか説明しようとするのですが、施設関係者は非常に怒りに燃えた目でご親族を避難するのです。

私は見かねて、「ご本人の状況が、こちらに合わないということでしょうか?(暗に、施設としてハンドリングできない、キャパ越えということか?を確認)」と言ったところ、

「そうではない。人間として、家族として、本人に会いに来ないでどうする。自分自身も難しい中でそのようにしてきたし、みんなそうあるべきだ」と主張します。

 

私は、後見開始の審判が出たあとは後見人として月一訪問させて頂く旨をお伝えし、申立人とともにとりあえずその場を辞して参りました。

 

 

施設側が、ご家族に対して叱責するような事態というのは、どう考えても良くはない、というか異常な光景でした。

施設として受け入れ難いなにか、もともと受け入れる覚悟がなかった状況が出来しているのでしょう。

私の目から見ると、ご本人が高齢になり、その家族も高齢となった今、ずっと前からご本人が入居していたこの施設が状況に合わなくなった、ということにほかならないと思います。

 

 

市の生活福祉課のご担当者様からも、他の施設を探すよう再三強く勧められてはいるのですが、

今回の件で、ご本人の移転を検討する運びになりそうです。

 

 

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